白楊クリニック

当院の透析治療について

HDFとは、日本語で「血液ろ過透析」を意味します。
「オンラインHDF」は、透析液をそのまま補充液として使用するため、ろ過するために追加される補充液の量が多くなるという特徴があります。
オフラインHDFと比較すると、「オンラインHDF」の方がより多くのろ過処理をすることができるため、より多くの老廃物を取り除くことができます。
また、貧血の改善、合併症の予防、かゆみ、イライラや不眠等の軽減も期待でき、心臓への負担も少なく、腎臓にも優しいため、お身体をいたわりながら治療することができます。

近年、新しい治療方法として注目されています。
「オンラインHDF」が連続的に対し「I-HDF」は一定間隔に透析液を補液・ろ過を繰り返す治療方法です。「オンラインHDF」より治療効果はマイルドになりますが、「I-HDF」は一定間隔に補液を行う事で身体の抹消循環を改善させ治療中の血圧低下の軽減・予防、身体のつり予防などに効果があるとされています。

当院では「オンラインHDF」と「I-HDF」を併用させた「ハイブリッドHDF」も対応しています。

長期透析患者様の合併症の原因物質の一つにβ2ミクログロブリンという小さな蛋白質があります。それは、骨や関節などに蓄積しアミロイドと呼ばれる物質になり、やがて骨や関節の痛み・変形・運動障害を引き起こします。その代表の一つに「手根管症候群」があります。手の親指から中指にかけて、しびれや痛みが出る症状です。
「手根管症候群」は、β2ミクログロブリンが、手根靭帯に沈着して正中神経を圧迫することが原因と言われており、ひどくなると手術が必要になってきます。

「リクセル」というカラムを用いて、血液透析治療と同時にβ2ミクログロブリンを吸着する吸着療法「リクセル吸着療法」を採用し、合併症の治療に力を入れております。

人工透析は、腎臓機能を代替する治療です。
標準で、週3回(4時間/回)の治療が一般的です。つまり、1週間にわずか12時間しか腎臓が働いていないことになります。
健常な方の腎機能は、1日24時間働き続けているため、その差は歴然となります。
当院では、より健常な方の腎臓に近づけるべく、週4回透析や、長時間透析(5時間以上/回)等を採用しております。治療は辛いこともありますが、充分な透析治療を行うことによるメリットは大きく、透析合併症の軽減や緩和はもちろん、食事制限や水分制限を大幅に緩和することができます。

「高血流透析」とは、1回の透析で体内から除去される毒素を、従来の透析よりも多くすることを目的とした透析です。
1日の標準的な治療条件において、シャント肢から脱血される1分間の血流量は200ml/分が一般的ですが、「高血流透析」では、その1.5倍以上の血流量(300ml/分)を確保します。
「KT/V」という計算式があります。これは「1回の透析でどれだけの毒素が除去されたか」の指標であり、1.4以上が目標とされています。血流量を上げることでこの数値をあげることができます。
当院では、より効率的な透析治療を行うことで、患者様のご負担を軽減することに尽力しております。

可能な検査

▶ 腹部エコー
▶ 血圧脈圧検査(ABI)
▶ 心電図検査
▶ 24時間ホルター心電図検査
▶ レントゲン検査

当院の透析関連装置について

透析用監視装置

 TR-3000M     11台
 TR-3000MA    7台

 TR-3300M     11台

多人数用透析液供給装置
  TC-H I    1台

A粉末剤自動溶解装置
 TP-AHI    1台

B粉末剤自動溶解装置
 TP-BHI     1台

逆浸透法精製水製造装置
 TW-R      1台

(東レ・メディカル社製)